學のほそ道 ~慶應鶏肋録

めし、フロ、慶應通信おかわりと放送大学大学院の日誌。

仕事再開

今日から仕事再開。ボスたちはお盆のあいだお休みなので、ひとり開店。
メールが溜まっていることったら。
それらを片づけていくのに半日以上、そこに待ってましたとばかりに問い合わせがつづいて(ついでに夏休みどうだった? の雑談チャットが割り込んでくる)、ホッと一息ついたのは夕方前。
気がつけば高校野球2回戦で地元の高校はサヨナラ負けを喫していた。

仕事が落ち着いた頃に、SNSハンナ・アーレントの『人間の条件』を読む会に誘われ、ふと一昨年に受けた夜間スクーリング「原書講読」での、ジュディス・バトラーハンナ・アーレント批判論文(英文)のことを思い出した。
アーレントの原文もクセがあるが、ジュディス・バトラーのもそれにも難儀した覚えがある。そして肝腎の中味などとうに忘れている。時間をかけた割には成績はよくなかったな。自分には向いていないんだろうとぼんやり考えていた。もう卒業単位には関係のない「自由履修」だったから大してダメージもなかったけど。

で、ハンナ・アーレント
けっきょく参加することにした。たまたま『人間の条件』の新訳もでていたし、その訳者によるハンナ・アーレント入門本をKindleで買っていたこともある。開催日が空いていたというのもある。これもご縁だろう。

夕方買い物にでかけ、汗びっしょりになって帰宅、シャワーをざっと浴びて、家人が帰ってくるまで慶應通信の書評本を読んでいた。晩メシを食べ、本格的に風呂に入って、家族が寝た後もこうして読んでいる。
日本の歴史なんぞまともにやってこなかった自分にはクラクラする内容だ。でも、本を閉じたら寝付きはきっと早いと思う。